夏バテ防止の菌活 免疫力にダイエット美容にも効果的な方法とは

今回は、”菌活”について、その具体的な内容と方法についてのお話です。
最近、『腸内美活』や『腸活』という言葉が、注目を浴びていますね。
腸を鍛える、つまり腸内環境を整えること。
菌活とは、そのために腸の善玉菌を元気にするためにする事です。
これは、お肌や体調が良くなるばかりでなく、ダイエットや夏バテ防止にもなるそうです。
おまけに、脳の活性化にもつながるとか。
実は腸って、ただの消化器官ではないのですね。
『第二の脳』と言われるくらい、神経細胞が集中しているし、免疫細胞の約6割も、腸にあるとわかってきたそうですよ。
腸内環境が悪化すると、消化吸収に支障が生じて、免疫力も低下してしまいます。
便秘が肌荒れを引き起こすことも、知られていますよね。
そこで、菌活の出番です。
菌活には二通りあって、その一つは
●各種キノコ類を摂ること
もう一つは
●腸内の善玉菌を増やす食べ物を摂ること
なんですね。
このうち、キノコ類について。
キノコは、文字通り”菌類”です。
善玉菌のエサとなる、食物繊維も豊富。
これだけでも、菌活食品の2項目を満たしていますが、さらにいいことがありました。
それは、・低カロリーであること ・ビタミンB類が豊富であること
だそうです。
ビタミンBは、肌や髪の調子を整えてくれる、美活にも大切なビタミンです。
キノコ、色々と美肌の味方だったんですね。
腸内の善玉菌を増やす食べ物は、まだあります。
代表的なのが、オリゴ糖ですね。
オリゴ糖を豊富に含む食べ物と、効果的な取り方は
⇒腸内美活!オリゴ糖が豊富な食べ物と、効率的な食べ方って何がある?【主治医が見つかる診療所】
さらに、発酵食品もあります。
発酵食品といえば、最近は乳酸菌を利用したヨーグルトなどをイメージする方が多いでしょう。
最近は、こんなヨーグルトも出てきましたし
⇒新しい美肌ケア!セラミドとコラーゲン、乳酸菌のコンボで肌質改善とは?
でも、発酵食品と言ったら、味噌や納豆、ぬか漬けなど、日本の伝統食も忘れてはいけません。
忘れないで!乳酸菌はヨーグルトだけじゃない、日本食を見直そう
あと、キムチもありますね。
その他の発酵菌といったら
ワインやビール、パンなどは、酵母菌の力で発酵させてできます。
…と言っても、パンに関しては、今やイースト菌が一般的。
天然酵母のパンばかり食べている、という方は少ないと思いますが。
この他、麹菌を利用したのは、日本酒、甘酒、チーズ、かつおぶし、みそ、しょうゆなど。
最後はこれ。
酢酸菌です。
酢酸菌を利用した食品は、米酢やリンゴ酢、ワンビネガー、バルサミコ酢などがあります。
※バルサミコ酢を愛用する美容家といったら、まずこの方が浮かびます
⇒君島十和子さんの食べるコスメとは?
これらの食べ物を、毎日、必要に合わせて取り淹れ、バリエーションに富んだ食事をする。
”菌活”では、これが大切なのですね。
腸内環境は、食事内容以外にも、ストレスや運動状態などで変化するそうです。
せめて食事には、菌活食材に変化をつけて、入れてあげるとよいのですね。
梅雨も本格的になってきました。
夏の体調不良を防ぐためにも、お肌の調子をキープするためにも、お互い、菌活プログラムを実践しましょう^^
※お肌の菌活もありますよ
この記事へのコメントはありません。