美容と疲労回復の入浴法の違いと美肌効果アップの意外な飲み物【スッキリ!!】
きょうの日本テレビ【スッキリ!!】で、お風呂ドクター・早坂先生が入浴法について、ためになるお話をしていました。
その中では初耳の情報がいくつかあったので、まとめてみますね。
まずは、スッキリで放映された疲労回復の入浴法と美容のための入浴法について。
その違いをまとめると
●疲労回復の入浴法とは?
お湯の音頭は40度くらいで、15分が理想
とありますが、私の場合、湯船にそんな長時間浸かれない。
と思ったら、浸かりっぱなしではないみたいですよ。
その詳しい内容を聞くと、これなら私にも無理なくできそうでした。
つまり
・40度のお湯に3分間浸って、体を温める
↓
・手足に水を20秒間かける
↓
・これを2回繰り返す
実は最近わかったこと。。
疲労物質として有名な乳酸は、肝臓に行くと疲労回復物質に変化するそうです。
一方、血管は温めると広がり、冷やすと縮みます。
だから上のサイクルで温冷の刺激を与えると、血管はポンプのように収縮して、よりたくさんの乳酸が肝臓に送り込まれるのだとか。
これはすごい。人体ってよくできています。
手足に水をかけるのは、急に冷やすことを避けるため。
水風呂だと刺激が強すぎるからだそうです。
だから水をかける部位も、心臓から遠い手足なのですね。
ではこれからの時期、シャワーを使うことが多くなりますが、シャワーでは疲れがとり切れないのでは?
と思ったら、これも方法がありました。
なお、シャワーでも足湯を使うと、全身疲労が取れるそうですよ。
※疲労回復の入浴法については、こちらの記事でも触れました
⇒短くも全身浴!~夏の冷えや疲れに効果的なお風呂の入り方あれこれ
安眠できる入浴法については
⇒熱帯夜でもぐっすり眠るための入浴とエアコンの活用法【とくダネ!】より
●美容のための入浴法とは?
42℃の熱めお湯に10分間浸かる
その理由は、美肌の元となるタンパク質が活性化するのが、この温度だからです。
そのタンパク質とは、HSP(ヒートショックプロテイン)ですね。
HSPは線維芽細胞を活性化させます。
そしてその線維芽細胞とは、お肌のハリや弾力の元となる、コラーゲンやエラスチンを生成する細胞なのです。
※別番組では詳しく解説されていました
⇒ヒートショックプロテイン hsp入浴法の美容効果で肌がマイナス20歳?その5つのポイントとは 【その原因Xにあり】
(お湯の温度と時間がちょっと違っています)
さらに今回、初めて聞いたこと。
お風呂で飲む、美肌になる飲み物とは?
緑茶が挙げられていました。
その理由は、入浴中に緑茶を飲むと、(普通に飲んだ場合と比較して)血中のカテキン量が7倍になるからなんです。
カテキンは抗酸化物質フラボノイドの一種で、シミやシワなど老化の原因を撃退すると言われている成分です。
ちょっとこれ。
今まで、美肌のために入浴前や後に飲むものはあっても、”中”に飲むもの自体、あまり聞かないのに。
一瞬、耳を疑ってしまいましたが、確かに「お風呂で」と言っていますからね。
しかもハチミツ入りレモンジュースやハーブティーでないのも意外でしたが、緑茶のカテキンがそんな時に増えるなんて。
というか、これはカテキンではなく、入浴時に7倍も吸収するという、体の仕組みがすごいってこと?
などと、改めて感動(?)してしまったり。
※お風呂上がりの飲み物については
⇒美肌作りと夏バテ防止に、手軽に作れるお風呂上がりのドリンク3つのおすすめレシピ
そうそう、早坂先生は、入浴時についやりがちなNG行為についても触れていました。
●お風呂でやりがちなNG行為とは?
★少なくなったシャンプーを水で薄める
つまり、シャンプーボトルを空けて水を入れることですね。
これがなぜNGかというと、容器を空けると細菌が入ってしまうから。
そして浴室には湿気とともに、大腸菌はじめ、さまざまな細菌がウヨウヨしているそうなんです。
さらに水で薄めると、シャンプーの防腐剤も薄まって、効き目が弱くなってしまいます。
そんな雑菌が繁殖したシャンプーを使っていると、皮膚の弱い方は湿疹やかゆみが出ることもある、とのことでした。
それを避けるためには、
・詰め替え用シャンプーを入れる
・できれば風通しの良いところで
がおすすめだとか。
そういえば、台所用洗剤でも同様の注意書きを見かけたことがありました。
(水で薄めず、詰め替え用を使って、という点で)
これについては、番組出演者たちからは
「ラスト1回ならセーフ?」
と、口々に質問が。
早坂先生は苦笑交じりで
「よいとしましょう」
と答えていましたが(^^;
でも私も、出演者の方たちと同じ質問が、胸の中に浮かんだところだったので、まあスッキリかな。
このほかにもありますわー。
(11月12日『世界一受けたい授業』より)
さて今回、個人的に印象的だった新しい情報をまとめると、次のようになりました。、
・乳酸は肝臓で疲労回復物質に変わる
・足湯しながらシャワーを使うと、全身回復に効果がある
・入浴中の緑茶は美肌に効果的
・少なくなったシャンプーは水で薄めず、詰め替え用を入れる
ただ実は、一番インパクトが強かったのは、これかもしれません
・浴室には細菌がいっぱいいる
これは初耳ではありませんが、シャンプーに関して、こんな形で示されると、ちょっと怖くなったりして。
これからの季節には、浴室掃除をこまめにやらなければ。
なんて思ったのが今日の結論だったりして。
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